SO-90(シリアル・キーボード変換ソフト)
SO-90 シリアル・キーボード変換ソフトについて
この度は、弊社カードリーダターミナル製品をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本プログラム”SO-90″は、弊社カードリーダターミナルと一緒にご利用いただくことで、簡単にお使いのシステムにカードデータのキーボード入力を可能にすることができます。
ご使用になる前に、注意事項をよくお読みいただくようお願いいたします。
概要
本プログラムはグラフテック(株)製・磁気カードリーダターミナル専用のシリアル・キーボード変換ソフトです。
磁気カードから読み取ったデータをシリアルポート(USB製品の場合は、仮想シリアルポート)で受信し、キーボードのデータに変換して表示画面に出力します。
USB製品をご利用の場合は、予め弊社提供のUSBドライバのインストールをお願いいたします。
主な機能
- 常駐タイプのシリアル・キーボード変換機能
- 初期設定ウィザードによる簡単接続機能
- 送信ブロックの指定によるキーデータ出力範囲の設定
- キーデータのヘッダ・フッタの追加機能
- 送信ブロック毎のヘッダ・フッタ追加機能
動作環境
ファイル名 | SO-90_Ver1.1.0.zip |
対象機種 | CRF-1xxU/CRF-1xxS シリーズ(手動式磁気カードリーダターミナル) CTG-1xxU/CTG-1xxS シリーズ(モータ式磁気カードリーダターミナル) ※各シリーズの標準品 ※製品名に使用している「x」は任意の数字を表します。 |
対応OS | Microsoft Windows 7 日本語版 32ビット(x86)/64ビット(x64) Microsoft Windows 8.1 日本語版 32ビット(x86)/64ビット(x64) Microsoft Windows 10 日本語版 32ビット(x86)/64ビット(x64) |
インタフェース | RS-232,USB(仮想COMポート) |
ハードディスク | 2MB以上の空き容量 |
メモリ | 7MB以上 |
ディスプレイの解像度 | SVGA(800×600)以上 |
※スリープモードのご利用についての注意事項
USB製品をご利用の場合は、スリープモードは使用しないでください。
SO-90が「開始中」のまま、スリープモードに移行すると、スリープモードから復帰した際に仮想COMポートに接続できなくなります。
※複数のユーザアカウントでのご利用についての注意事項
複数のユーザでログインし、それぞれのユーザが同じフォルダ内のSO-90をご利用になる場合は、設定情報が変更されて使用中のユーザの設定情報に書き換わってしまいます。
複数のユーザでご利用になる場合は、それそで異なるフォルダ内のSO-90を実行してください。
※半角カナを出力する際の注意事項
日本語入力システムのIMEが有効になっているアプリケーション上で半角カナデータを出力すると、IMEが仮名漢字変換状態となり文字化けが発生します。
半角カナデータを出力する際は、アプリケーション上でIMEを無効にするか、入力言語のデフォルト設定を変更してください。
入力言語のデフォルト設定につきましては「JIS-2型カードで半角カナ文字使用時の設定方法」の第2項、第3項と同様になります。
インストール方法
1)圧縮ファイル『SO-90_Ver x.x.x.zip』を解凍します。
解凍すると以下の4つのファイルができます。
・SO90.exe SO-90の実行ファイル
・SO90.ni 基本データファイル
・Japanese.nlf リソースファイル
・Readme.txt 本説明書
2)解凍した3つのファイル全てを任意のフォルダ(※)にコピーします。
3)カードリーダをPCに接続してください。
初めてUSB製品を接続した場合は、USBドライバのインストールが開始されます。
USBドライバのインストール手順については、製品に添付されたユーティリティCDをご参照ください。
4)SO90.exeを実行してください。
SO-90が起動すると初期設定ウィザードが表示されます。以降はウィザードの指示に従って実行してください。
※コピーするフォルダについての注意事項
アクセス制限のある下記のフォルダなどにはコピーしないでください。
【システムドライブ(通常は”C:”)】\ProgramFiles
【システムドライブ(通常は”C:”)】\Windows
【システムドライブ(通常は”C:”)】\PerfLogs
アンインストール方法
レジストリ操作は行っていませんので、ファイルを削除するだけで完了です。
SO-90は一度実行すると、新たに”SO90.ini”という設定ファイルを作成します。
従いまして削除するファイルは5個になります。
・SO90.exe SO-90の実行ファイル
・SO90.ni 基本データファイル
・Japanese.nlf リソースファイル
・Readme.txt 本説明書
・SO90.ini 設定ファイル
注意事項
本プログラムについてのご質問等につきましては、お電話のお問い合わせには対応いたしかねます。
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
免責事項、制限について
1) 本プログラムは、無償でご利用になれます。弊社磁気カードリーダを接続する際のユーティリティとしてご自由にご利用ください。
2) 本プログラムは、グラフテック(株)にて動作確認を行っていますが、全ての状況下においての動作を保証しているわけではありません。
3) グラフテック(株)は、本プログラムによりご利用者に直接または間接的に障害が生じても、いかなる責任をも負わないものとし、一切の賠償などは負わないものとします。
4) グラフテック(株)は、本プログラムに不備があっても、訂正する義務は負わないものとします。
5) 本プログラムの記載事項は、ご利用者への予告無く仕様を変更したり、サービスの提供を中止する場合があります。
※記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
変更履歴
2010/11/24 Ver1.0.0
1)初期バージョンリリース
2011/11/13 Ver1.0.1
1)接続開始時に、他の製品が繋がっているとき、接続確認処理を実行し続ける不具合の修正
2)設定情報ファイルの保存タイミングを見直し、保存時にメッセージを表示
3)設定オプション画面の「初期設定ウィザード」ボタンの下に注意事項を追加
4)バージョン情報のアプリケーション作成日を日本表示形式”yyyy/mm/dd”に変更
2015/12/11 Ver1.0.2
1)起動中にアクティブ画面が切り替わる可能性のある処理を削除
2)動作環境の変更。Windows8、8.1、10に対応
2016/09/01 Ver.1.0.3
1)4ch製品を使用した際の動作不具合を修正
・トラック4に登録されたキーデータが設定オプションで正しく表示しない不具合の修正
・トラック4のリードデータが前トラックのデータとして出力される不具合の修正
2)CTG製品でカードリード直後のカード搬送エラーを受信した際にアプリケーションエラーになる不具合を修正
2017/11/22 Ver.1.1.0
1)社名変更
2)半角カナ文字のShit-Out/Shift-Inコード内の半角スペースが正しく出力されなった不具合の修正
使用許諾について(ダウンロードされる前に)
- お客様が以下のソフトウェア使用許諾誓約書に同意する場合にのみ、お客様はソフトウェアをダウンロードし、またはこれを使用することが出来ます。
- ソフトウェア使用許諾契約をよくお読みいただき、記載される条件同意いただけた場合には、以下のリンクからソフトウェアをダウンロードしてください。
- お客様が本契約に同意できない場合にはダウンロードサービスからソフトウェアをダウンロードしないでください。
また、ダウンロードしたソフトウェアを使用しないでください。
ソフトウェア使用許諾契約書
- 提供ソフトウェアの著作権は、グラフテック株式会社(以下、グラフテックといいます。)ならびに原権利者に帰属します。
- 提供ソフトウェアは、各提供ソフトウェアに対応するグラフテック製品を利用する目的で日本国内においてのみ使用することが出来ます。
- 提供ソフトウェアを使用するにあたっては、各提供ソフトウェアに関してグラフテックが本サービスで明記する注意制限事項等を遵守してください。
- 提供ソフトウェアの全部または一部を修正、改変し、またはリバースエンジニアリング、逆コンパイルあるいは逆アンセンブル等により解析することを禁止します。
- 提供ソフトウェアを通信回線を利用し頒布すること、フロッピーディスク、磁気テープ等の他の媒体に複製し第三者に譲渡、販売、貸与、使用許諾することを禁止します。
- グラフテック、グラフテックの販売会社、特約店および提供ソフトウェアに関し何らの保証責任及び賠償責任も負うものではありません。