2023年9月、サトーホールディングス株式会社 グループ会社の株式会社サトーの開発・技術拠点である「大宮ビジネスプラザ」に「Ai-Glies」が導入されました。同グループの物流施設2拠点においても「Ai-Glies」が採用されています。そこで、サトーホールディングス株式会社の酒井様、株式会社サトーの米元様にお話を伺いました。
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写真左:株式会社サトー メカトロ事業本部 業務管理部 米元様
「Ai-Glies」導入のきっかけ
リニューアルをきっかけに温室効果ガス削減に着手
建設会社から空調の節電・省エネに定評のある「Ai-Glies」をご提案いただきました
サトーホールディングス株式会社は、2023年9月に「“創造”を基軸に、多様な活動・働き方に対応したオフィス」をコンセプトに、グループ会社である株式会社サトーの「大宮ビジネスプラザ」の全面リニューアル工事(工事期間:2022年10月~2023年8月)を実施しました。その際に併せて、自社の事業活動により排出されるCO₂を含む温室効果ガス排出量削減に取り組むことといたしました。リニューアル工事で設計施工を担当して頂いた株式会社ナカノフドー建設から、環境配慮提案の一つとして空調の節電・省エネにおいて定評のある「Ai-Glies」の提案があったことが、導入のきっかけとなりました。
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発 注 者:サトーホールディングス株式会社
コンストラクション・マネジメント会社:日本工営都市空間株式会社
設計施工者:株式会社ナカノフドー建設
「Ai-Glies」導入の決め手
節電状況とCO₂削減量の「見える化」
Ai-Gliesの導入で各拠点の一元管理も可能に
導入に際しては、空調機器の節電・省エネシステムの説明会を開き、複数社を比較検討致しました。コンストラクション・マネジメント会社の日本工営都市空間株式会社にも説明会に同席して頂き、技術的な面でご支援を頂きました。
「Ai-Glies」は、CO₂排出量と電気料金の削減、専用のクラウド画面から施設の節電状況とCO₂削減量が「見える化」できる点が良いと感じました。
また、①既存の室外機に後付けできること、②モバイルやパソコンで各拠点の電気使用量やCO₂削減量を監視し一元管理できること、③当社の各拠点をシステム管理できることの3点が導入の決め手となりました。
導入にあたっては、「Ai-Glies」 の代理店であるドッドウエル ビー・エム・エスの営業担当者に年間電気料金削減額などの試算表を作成して頂き、丁寧にご説明頂きました。
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更新した空調室外機:合計7台に対してソーラーボックス2台を設置
「Ai-Glies」導入効果
削減効果に加え、環境配慮のアピール・ツールにも!
「大宮ビジネスプラザ」は2023年9月にリニューアルオープンしましたので、まだ1年間のデータ収集が出来てはおりませんが、導入後は明らかに電気代が安くなり、CO₂排出量も削減できております。日別、月別の電力使用量や削減量、CO₂削減量もクラウド画面のグラフで可視化出来ることが魅力的です。
ビルのエントランスにモニターを設置し、節電量やCO₂排出量を映しており、社員はじめ来客者にも環境配慮のアピール・ツールとして活用しています。
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サトーホールディングスの脱炭素への取り組み
事業活動やサプライチェーン、自社商品とソリューションを通じて
温室効果ガス削減を目指す
サトーグループは、創業者である佐藤陽の「事業を通じて社会に貢献したい」という志を企業理念の中核に置き、自社の事業活動により排出するCO₂を含む温室効果ガス排出量削減に取り組むと同時に、サプライヤー様とも脱炭素に関わるノウハウを共有するなどし、サプライチェーンを通じたCO₂排出量削減をめざしています。
また、私たちが提供する商品とソリューションにより、お客さまの現場でもCO₂排出量削減の取り組みを行っております。
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サトーホールディングス株式会社
サトーホールディングス株式会社は東京都港区に本社を置く持株会社。
顧客の現場起点の自動認識ソリューションを世界90カ国以上に提供するグローバル企業。
1940 年に創業し、ハンドラベラーの開発・販売で事業成長を遂げる。現在はバーコード
やRFID対応のラベルプリンタの製造・販売からソリューション提案まで一気通貫で提供。
1951年に埼玉県大宮市(現:埼玉県さいたま市大宮区) で本拠地を構え、大宮ビジネスプラザは1991 年に建設。現在においても世の中の課題を解決するモノづくりの拠点となっている。
社是である「あくなき創造」の精神は、大宮の地で脈々と受け継がれている。
ホームページ:https://www.sato.co.jp