BIMへの取り組み
BIMとは
BIM (Building Information Modeling) 3次元の建物のデジタルモデルに、コスト・仕上げ・管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションです。
BIMのメリット
1.全体的な各分野における干渉や不整合の有無の確認が可能
2.データの重複入力がなくなり、誤りが減少
3.CADや生産管理に関係するシステムを有効利用できる
BIMによって建築の各分野が、企業の枠を超えて効率化が図れると関心を集めています。
REAL4におけるBIM活用
IFCファイルを用いてBIMを実現することができます。
IFC(Industry Foundation Classes)とは、建築業界で様々な分野、異なるソフトウェア間で情報交換することができる中立的なファイル形式です。
当社の施工図システム「REAL4」にIFCファイル出力を追加しました。
このBIM(IFCファイル)を通じて、鉄骨製作の自動化、効率の向上、コストダウンなど大きな効果をもたらすことができるようになります。
Solibri Model Checker(グラフィソフトジャパン株式会社)
https://graphisoft.com/jp/solutions/products/solibri/model_check
※『Solibri体験版』のボタンからダウンロードしていただけます。
自動入力の開発とIFCファイル
当社ではDXFやPDFの図面ファイルを読み込んで、自動的に入力する機能を開発しています。
これは、BIMが確立しIFC等での自動入力が普及するまでの間、図形を自動で読み取ることを可能にします。また、BIM未対応の物件にも、この方式を利用することができます。
マスタ入力から配置入力までが自動になり、施工図も積算も大幅に省力化、短納期化を実現できます。
BIMについての講演会
2017年5月25日に東京文具共和会館にて開催された、東京ユーザー会において、株式会社竹中工務店 BIM推進室主任 生産担当 染谷様による、BIM(Building Information Modeling)についての講演が行われました。
講演会についてはこちらからご覧ください。